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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科14巻2号

1960年02月発行

文献概要

薬剤の臨床

産婦人科領域に於けるSulfadimethoxine (Sulxin)の使用知見

著者: 張南薫1 荻野幸雄1 藤巻日出夫1 飯塚専一郎1

所属機関: 1昭和医科大学産婦人科学教室

ページ範囲:P.197 - P.199

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Ⅰ.まえがき
 所謂,Long acting Sulfonamidとして登場したSulfadimethoxine (Sulxin)は,従来のSulfa剤に比較して,血中濃度の持続が長く,尿中溶解度が高く,排泄が遅く,しかも抗菌力は従来のSulfa剤と略同等の抗菌力を有するなどの特長を有する長間隔投与法の可能な製剤として登場して来たものである。われわれは本剤の吸収排泄を検討し,又臨床的に婦人尿路感染症,附属器炎に使用し,良好な結果を得たので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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