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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科14巻2号

1960年02月発行

症例報告

内性器を伴つた鼠径ヘルニヤ症例

著者: 野村秀夫1 後藤義雄1

所属機関: 1国立東京第一病院

ページ範囲:P.221 - P.225

文献概要

Ⅰ.緒 言
 鼡径ヘルニヤの内容としては腸管が来る事が最も多く稀には大網新生物,泌尿生殖器の来る事がある。われわれは性器(子宮,卵巣,卵管)を内容とする右鼡径嵌頓ヘルニヤの1例を経験し,更に同一人が4年後に於いて卵巣を内容とする左側鼡径ヘルニヤを惹起した症例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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