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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科14巻4号

1960年04月発行

薬剤の臨床

晩期妊娠中毒症に及ぼすクロロサイアザイド(クロトライド)の影響—第1報 外来患者について

著者: 中津幸男1 鈴木多之助1

所属機関: 1同愛記念病院産婦人科

ページ範囲:P.407 - P.411

文献概要

Ⅰ.まえがき
 晩期妊娠中毒症の薬物的治療法は種々の利尿,降圧,鎮静剤が用いられているが,利尿と降圧が共に顕著に存するものは未だなかつた。最近クロロサイアザイド(クロトライド)がこの両作用をもつとされ,内科領域に於いては大いに用いられているが,産婦人科領域に於いての試用は未だ少い。よつてわれわれは今回晩期妊娠中毒症に及ぼす本剤の影響を外来患者について調査したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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