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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科14巻5号

1960年05月発行

薬剤の臨床

便秘時のPursennid臨床経験—産婦人科領域に於て

著者: 街風喜雄1 大森亮英1 村瀬喜和子1

所属機関: 1関東逓信病院産婦人科

ページ範囲:P.503 - P.506

文献概要

Ⅰ.はじめに
 婦人は生活環境から便秘し易く,日常外来患者でも主疾患と共に便秘に悩む者が非常に多い。殊に開腹手術後や子宮癌ラジウム照射後,或は妊娠,分娩,産褥の経過中幾日も便秘して不快感を訴える症例に屡々遭遇する。
 排便が正常に行われないと,Indole, Skatole, Phenol, Cresol, Histamine,細菌毒素その他の毒性物質が血中に吸収され,有害作用を惹起する可能性がある。腹部膨満感,下腹痛,食欲不振,頭痛,めまい等いろいろの不快症状を呈するは当然であり,対症的にも之を矯正する必要がある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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