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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科14巻6号

1960年06月発行

文献概要

症例報告

腹裂児の1剖検例について

著者: 田川清和1

所属機関: 1国立東京第一病院産婦人科

ページ範囲:P.591 - P.596

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Ⅰ.まえがき
 腹壁披裂とはStolowsky1)によれば「胎生期における腹部体表前面の正中線での融合閉塞不全による腹壁の奇形」とするもので,この奇形により内臓器が被膜に蔽われることなく露出している児を腹裂児という。
 最近種々な奇形の合併した腹裂児で,29日間生存後死亡,剖検を行つた1例を経験したのでここに報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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