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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科14巻6号

1960年06月発行

症例報告

過去に於ける避妊ピンが原因と考えられる癒着胎盤の1例

著者: 杉本修1

所属機関: 1北条病院産婦人科

ページ範囲:P.613 - P.617

文献概要

Ⅰ.緒言
 癒着胎盤は臨床的に通常分娩第3期に発見される比較的稀な合併症であり,その原因としては過去に於ける子宮内外傷や炎症等が重視されている。私は最近,2年間放置された金属製避妊ピン除去直後に妊娠し,妊娠8カ月で早産後,癒着胎盤である事が分つて,子宮腟上部切断術を施行した症例を経験したので茲に報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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