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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科14巻7号

1960年07月発行

薬剤の臨床

産婦人科領域に於けるSulfadimethoxine (Omnibon)の使用経験

著者: 加藤格1 須郷杲1

所属機関: 1東北大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.667 - P.670

文献概要

Ⅰ.まえがき
 最近のSulfa剤の研究により投与量が少量でも極めて排泄が遅く血中濃度が高く,長時間持続性に作用し,然も1日1回投与で充分治療目的の達せられる,いわゆるlong acting Sulfonamidが出現し従来のSulfa剤に代つて各種臨床に使用され始めている。即ちSulfamethoxypyri—dazine (Lederkin,Pyridazine),Sulfademe—thoxine (Abcid,Sulxin),Sulfisomezole (Si—nomin),Sulfaethizole,Sulfaphenazole (Me—rian),Sulfamethylphenylpyrazole等がそれである。
 ここに述べるOmnibon1)2)はその中の1つでSulfadimethoxineであり次の構造式を持つている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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