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薬剤の臨床
静注用ウロサイダルの使用経験
著者: 岩崎寛和1 大神義光1 木村好秀1
所属機関: 1東京大学医学部産科婦人科学教室
ページ範囲:P.753 - P.757
文献購入ページに移動1935年DomagkによるProntosilの発見以来,今日迄に多数のサルファ剤が世界各国に於いて試作,合成されてきたが,近年ペニシリンを初めとする各種抗生物質の発見普及につれ,サルファ剤の使用範囲はやや狭められたかの感があつた。
しかるにその後抗生物質の研究により,若干の欠点が指摘され,再びサルファ剤への認識が昂まり,最近,少量投与で,しかも長時間有効血中濃度を維持する所請持続性サルファ剤も多数登場するに到つた。
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