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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科14巻8号

1960年08月発行

文献概要

症例報告

同一婦人に反覆した胎児軟骨萎縮症

著者: 村上祐三1 丹野修1 橘芳郎2 並木恒夫2

所属機関: 1東北大学医学部産婦人科教室 2東北大学医学部病理学教室

ページ範囲:P.779 - P.783

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Ⅰ.緒言
 胎児軟骨萎縮症は1892年Kaufmann1)が新生児の先天性の易骨折性疾患を病理学的に解明しChondrodystrophia foetalisと命名して以来,その報告は少なくない。我が国でも住田2),直宮3),原田4),藤沢5),南雲6),早乙女7),原田8)等の報告がある。本症例は当教室早乙女7)が先きに発表せると同一の患者が今回再び胎児軟骨萎縮症様児を死産した極めて稀なものである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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