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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科14巻9号

1960年09月発行

臨床研究

晩期妊娠浮腫に対するCarnigenの効果

著者: 野口正1 岡村泰1 後藤司郎1

所属機関: 1新潟大学医学部産婦人科教室

ページ範囲:P.819 - P.821

文献概要

Ⅰ.はしがき
 妊娠末期に起こる疾患のうちで,われわれ産科医にとつて妊娠中毒症は最も注意すべきものの一つであることは論をまたない。
 妊娠中毒症の3大徴候たる浮腫,蛋白尿,高血圧の出現時期,順序,程度などは個々によつて異なるが,臨床的に最も多く,しかもわれわれの予防的見地より重要と考えられるものは,先ず妊娠浮腫に始まり,次第に高血圧ならびに蛋白尿の発現を来たす型のものである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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