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同人放談
病院の中央システムは近代的か
著者: 貴家寛而1
所属機関: 1福島医科大学
ページ範囲:P.872 - P.873
文献購入ページに移動 近頃多くの病院で中央システム制度が取り入れられるようになつた。中央材料室や中央検査室を始めとして中央検査室,中央手術室,中央レントゲン室,Recovery room等々などである。最近作られる新しい病院は清潔な診療室や心地よい病室とともこのような施設を有しいることを誇りともしているし近代的なものと考えているようである。
このような制度は戦後アメリカあたりから直輸入されたものであろうが,いずれにしても裏をかえすと管理上の面での利点,云いかえると経費が安上りと云う点に落ち付くのではないかと思う。この様な端的な見方をしなくても技術的な又は時間的な面,或は確実性と云う点では個々に運営される場合に比して幾多の利点も見のがすことは出来ないのである。
このような制度は戦後アメリカあたりから直輸入されたものであろうが,いずれにしても裏をかえすと管理上の面での利点,云いかえると経費が安上りと云う点に落ち付くのではないかと思う。この様な端的な見方をしなくても技術的な又は時間的な面,或は確実性と云う点では個々に運営される場合に比して幾多の利点も見のがすことは出来ないのである。
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