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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科15巻1号

1961年01月発行

文献概要

薬剤の臨床

産褥子宮に対するパルタン錠の使用経験

著者: 青木大吉1 佐藤和久1 福岡俊一1

所属機関: 1都立台東産院

ページ範囲:P.29 - P.30

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Ⅰ.緒言
 産科領域に於ける諸問題中子宮収縮に関する問題は,分娩誘導,産褥,人工妊娠中絶等の分野に於いて常に重要な意味を有するものであり,従つてその薬剤の発達は長く注目せられてきた。
 従来,その代表的薬剤としては麦角剤,脳下垂体後葉製剤,硫酸スパルティン等が挙げられる。しかしこれらの製品は,多く注射によるものであつて,内服薬はその副作用及び効果の不定性に於て,実用に供せしめられず僅に優秀性を認められるものとしてはメテルギン錠があつたにすぎない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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