icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科15巻1号

1961年01月発行

薬剤の臨床

妊娠中毒症に対するBendroflumethiazide ("Centyl")の治験

著者: 田中敏晴1 内田智1 我妻堯1 星合久司1 塚田一郎1 本間恒夫1

所属機関: 1東京大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.37 - P.42

文献概要

Ⅰ.緒言
 妊娠中毒症の三大主要症状のうち,特に浮腫及び高血圧に対する治療薬剤として,近年Chloro—thiazideが出現し,その強力な利尿及び降圧作用が注目されてから,盛んに臨床面に使用される一方,更にその改良された薬剤の研究が進められ,先ず,その1/10量で十分有効であるHydrochlo—rothiazide (Dichlotride,Esidrex),Hydro—flumethiazide (Rontyl)が登揚し,その治験については既にわれわれが発表した。今回新らしくEsidrex,Rontyl等の1/12〜1/13量で有効と考えられるBendroflumethiazide (Centyl)を入手したので,その使用経験及び,投与時の電解質排泄について述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら