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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科15巻10号

1961年10月発行

文献抄録

Plasma iron and haemoglobin levels in pregnancy,他

著者: 今野忠

ページ範囲:P.836 - P.836

文献概要

 妊婦を2つのグループに分けて,夫々血液Hb値,平均赤血球血色素濃度,血漿鉄,全鉄結合能等の変化を研究した。
 1つのグループは,グルクロン酸鉄の形で鉄を摂取し,他の鉄を摂取しないグループを対照とした。妊娠中の鉄の服用は,平均全鉄結合能を減少させ。平均赤血球色素濃度を増加させた。鉄投与を受けた妊婦は,投与を受けない妊婦に比べて,その血漿鉄,血液Hb値には,妊婦の最後の月に至るまでほとんど有意の差を見出せなかつた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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