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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科15巻12号

1961年12月発行

薬剤の臨床

Diurex錠による妊娠中毒症の外来治療について

著者: 藤田長利1 高尾直良1

所属機関: 1長崎原爆病院産婦人科

ページ範囲:P.1013 - P.1015

文献概要

まえがき
 最近,Sulfa剤系利尿剤の進歩はめざましいものがある。従つて,妊娠中毒症の治療は,ここ5,6年前に比したら,非常に容易になつた。即ち,外来に於て,充分保健指導を行つた上で,利尿剤を投与すれば,入院治療が必要になる程,重症になることは殆どない。私はDisamideであるDiurex (エーザイ社)を外来妊婦に投与し,保健指導を加味して,その妊娠経過を観察し,一部,中毒症患者の分娩経過を得たので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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