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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科15巻2号

1961年02月発行

臨床研究

Relaxin (Cervilaxin)と分娩短縮への使用経験

著者: 街風喜雄1 北村進司1 福島正昭1 畑譲1 渡辺正恕1 近藤哲1 岸達夫1 村瀬喜和子1 木内実1

所属機関: 1関東逓信病院産婦人科

ページ範囲:P.89 - P.94

文献概要

Ⅰ.緒言
 この2〜3年米国を始め諸外国でRelaxinに関し,殊に分娩短縮の成績についてかなりの報告がされているが,本邦ではまだ殆ど其の報告に接しない。我々は最近RelaxinとしてNational Drug Companyの"Cervilaxin"を入手し,些か治験を得たので,Relaxinの概略と併せ述べてみたい。
 念のため断つておきたいことは,このRelaxinは米国のN.N.D.名で,我国で市販され,麻酔時に用いられる合成筋弛緩剤Relaxin (Succinyl choline chloride)とは別の製剤である。本文のRelaxinとしては,ここの"Cervilaxin"の他に,Warner Chilcottの"Releasin"や,Majewski & Jennings33)34)(1955)の"Lut—rexin"などがある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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