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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科15巻2号

1961年02月発行

文献概要

実験的研究

乳汁分泌とArginase及びl-Glutamin酸脱水素酵素について

著者: 藤井久四郎1 加藤宏一1 尾崎純弘1 平川浩一1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.101 - P.103

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Ⅰ.緒言
 われわれは先に乳汁分泌とAlkaline phos—phomonoesterase1)及びAcid phosphomono—esterase2)活性度の変動との関係について報告し,ウサギ及びラッテの此等酵素は,肝・脾に於いて泌乳時に酵素活性度が高まることから,肝・脾が乳汁分泌機構に大なる役割を演じているのではないかと推定した。
 ここでは更に蛋白代謝に重要な意義をもつて居るArginase及びl-Glutamin酸脱水素酵素と乳汁分泌との関係について実験を行つたので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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