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実験的研究
乳汁分泌とArginase及びl-Glutamin酸脱水素酵素について
著者: 藤井久四郎1 加藤宏一1 尾崎純弘1 平川浩一1
所属機関: 1東京医科歯科大学医学部産婦人科学教室
ページ範囲:P.101 - P.103
文献購入ページに移動われわれは先に乳汁分泌とAlkaline phos—phomonoesterase1)及びAcid phosphomono—esterase2)活性度の変動との関係について報告し,ウサギ及びラッテの此等酵素は,肝・脾に於いて泌乳時に酵素活性度が高まることから,肝・脾が乳汁分泌機構に大なる役割を演じているのではないかと推定した。
ここでは更に蛋白代謝に重要な意義をもつて居るArginase及びl-Glutamin酸脱水素酵素と乳汁分泌との関係について実験を行つたので報告する。
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