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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科15巻4号

1961年04月発行

文献抄録

Oestrogen antagonisms; The effects of oestriol and 16—epioestriol on oestrone-induced uterine growth in spayed rats,他

著者: 平野睦男

ページ範囲:P.293 - P.293

文献概要

 去勢ラットにoestrone及びoest—riolを混皮下注すると,oestroneが少量の時には子宮重量増加がoestriolで刺激される。oestroneが中等量の時はこの反応はoestriolで阻害され,大量の時にはoestriolで影響をうけなかつた。16—epioest—riolでも大体同じことが見られた。従つて著者らはoestriol (多分16—epioestriolも)より強いoestrogenが少量の時は子宮を保持するように,又多い時にはその作用を制限するように,stronger oestrogenに対して一種の生物学的bufferとしてはたらいているものと考えられると述べている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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