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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科15巻4号

1961年04月発行

薬剤の臨床

分娩時の疲労回復に対するローヤル・ゼリーの効果について

著者: 河村潤之輔1

所属機関: 1都立荏原病院産婦人科

ページ範囲:P.327 - P.329

文献概要

Ⅰ.緒言
 ローヤル・ゼリー(以下R.J.と略)にはK.Kubin1)によればビタミンB2,B5,B6,B8,B12,Biotin,Pantothensäure,アミノ酸類,単糖類,多糖類,酵素等を含むと云われ,既に欧州では悪性腫瘍2),動脈硬化症3)等の治療に使用されている。
 今回私たちは,中外製薬よりR.J.注射薬(R.J.−1212注,K 2354)の提供をうけ正常分娩後の健康褥婦に使用し,分娩による疲労度の経過観察を行なつたのでその概要を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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