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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科15巻4号

1961年04月発行

文献概要

症例報告

Rh式血液型不適合による新生児赤芽球症の交換輸血成功の1例について

著者: 後藤忠雄12

所属機関: 1慶応義塾大学医学部産科婦人科教室 2後藤産科婦人科病院

ページ範囲:P.365 - P.366

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Ⅰ.緒言
 血液型不適合の母子間の新生児赤芽球症に対し,現在,交換輸血による治療法が最適である。
 その方法も 1) Wallerstein氏法(大泉門を通じ,矢状洞   より瀉血し,腕の表在血管より輸血) 2) Wiener氏法(橈骨動脈より瀉血し,内踝   の伏在静脈より輸血) 3) Arnold & Alford氏法(大伏在静脈が股   静脈に入る前で,ポリエチレン管を下空静   脈に入れ,一方から瀉血,他方から輸血) 4) Diamond氏法(臍静脈からポリエチレン   管を入れ,同一管で潟血し,輸血)等が行われている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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