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症例報告
Rh式血液型不適合による新生児赤芽球症の交換輸血成功の1例について
著者: 後藤忠雄12
所属機関: 1慶応義塾大学医学部産科婦人科教室 2後藤産科婦人科病院
ページ範囲:P.365 - P.366
文献購入ページに移動Ⅰ.緒言
血液型不適合の母子間の新生児赤芽球症に対し,現在,交換輸血による治療法が最適である。
その方法も 1) Wallerstein氏法(大泉門を通じ,矢状洞 より瀉血し,腕の表在血管より輸血) 2) Wiener氏法(橈骨動脈より瀉血し,内踝 の伏在静脈より輸血) 3) Arnold & Alford氏法(大伏在静脈が股 静脈に入る前で,ポリエチレン管を下空静 脈に入れ,一方から瀉血,他方から輸血) 4) Diamond氏法(臍静脈からポリエチレン 管を入れ,同一管で潟血し,輸血)等が行われている。
血液型不適合の母子間の新生児赤芽球症に対し,現在,交換輸血による治療法が最適である。
その方法も 1) Wallerstein氏法(大泉門を通じ,矢状洞 より瀉血し,腕の表在血管より輸血) 2) Wiener氏法(橈骨動脈より瀉血し,内踝 の伏在静脈より輸血) 3) Arnold & Alford氏法(大伏在静脈が股 静脈に入る前で,ポリエチレン管を下空静 脈に入れ,一方から瀉血,他方から輸血) 4) Diamond氏法(臍静脈からポリエチレン 管を入れ,同一管で潟血し,輸血)等が行われている。
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