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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科15巻6号

1961年06月発行

文献概要

綜説

子宮頸癌の放射線療法

著者: M.1 山下久雄2 猪狩定典2

所属機関: 1 2癌研・放射線

ページ範囲:P.495 - P.497

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 Royal Marsden病院に於いては,子宮頚癌の放射線療法は原則として,出来るだけ全例にラジウムとX線との併用療法を行うことにしている。癌が尚限局している第1期または第2期では,先ずラジウム療法を行い,ついで附属器の外の部分および骨盤の両壁に対してX線療法をやり,癌がもはや限局性でなく骨盤内に進展している第3期と第4では先ずX線療法を全骨盤域に向って行い,次いで適当なラジウム療法を行っている。
 ラジウム挿入法はStockholm法を改良したMarie Curie病院変法を使用している。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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