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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科15巻6号

1961年06月発行

薬剤の臨床

妊娠悪阻に対するBuclizine hydrochloride (Longifene)の使用経験

著者: 張南薫1 野原俊一1 福永完吾1 杉山心一1

所属機関: 1昭和医科大学産科婦人科学教室

ページ範囲:P.531 - P.534

文献概要

Ⅰ.まえがき
 日常産科の外来を訪れる悪阻患者は多いがこれに対する治療には種々の方法が用いられており,その結果も一定ではない。
 悪阻の原因については未だ確定的なものはないが,ヒスタミンが比較的重要な因子として注視されていることは周知の事実であり,種々の抗ヒスタミン剤が本症の治療に用いられてはいるが,未だ十分に満足できる成績を挙げているとは云い難い。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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