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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科15巻7号

1961年07月発行

雑誌目次

追悼文

謹んでワルター・ステッケル先生の逝去を悼む

著者: 安藤畫一

ページ範囲:P.577 - P.578

 Walter Stoeckel先生は,最近に於けるドイツ産婦入科学会の最高令者で,わが国の産婦人科専門家にも,最も親しまれた方である。
 今その訃音に接し茲に謹んで哀悼の意を表す。

グラフ

妊娠中毒症胎盤の電顕像

著者: 東北大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.579 - P.580

説明
 中毒症胎盤の組織学的変化は程度の差こそあれ,正常胎盤にもあるとされて居る。しかし電顕で見るとシンチチウム細胞に図のような,殆んど特異と言つてよいほどの変化がある。
 之は母体側血管の攣縮に基因するものであることが実験的に証明される。又ここに見る空胞(小胞体)は中毒症状惹起に関係する蛋白体の産成・放出に関与するものと推定される。

総説

子宮癌について

著者: 川上博

ページ範囲:P.581 - P.588

 与えられた題が「子宮癌について」であるが,筆者は子宮癌といつた瞬間に反射的に思い出す点について書き流してみたい。つまり日頃筆者の頭の中に根深く植えつけられている事項について,そのまま書き流したもので,これを書くのに,こと更に文献を探し出して筆者の考えと比較したり,補正したりするのでなく,今迄の筆者の経験の総結算をそのまま書き流す訳である。従つて硬苦しいこともなく,楽な気持ちで読んで貰えることと思う。御一読の上読者諸兄の御批判を乞う次第である。
 そこで子宮癌といつた揚合筆者が直に思い出す点はどんなことであるかといえば,次の諸点をあげねばならない,すなわち 1. 子宮癌に関し,現在われわれに与えられたもつとも重大な問題は,子宮癌については治療よりも先ず予防に全力を注ぐべきであるということ。

文献抄録

The use of relaxin in the management of the retained dead fetus,他

著者: 大友泰郎

ページ範囲:P.588 - P.588

 児の死亡した妊婦20人にhor—mone relaxinを分割筋注し(total320mg),頸管の状態を観察し,その後分娩誘発の為,pitocinを点滴静注した。20例中,頸管が軟くなつたもの16人,誘発に成功したものは12例で中1例は以前pitocin単で誘発に失敗したものである。副作用は全く認められなかつた。即ちRela—xinは分娩誘発に有効であつた。

臨床研究

女性性周期と抗利尿物質について

著者: 唐沢陽介 ,   高山忠夫

ページ範囲:P.589 - P.593

Ⅰ.緒言
 女性が個有の月経周期に対応して,性器以外にも全身的な周期的波動性を有していることは,可成り古くより知られている事実であるが,更に最近に至つてこの方面の研究が盛んに行われるようになり,種々の興味ある知見が得られている。
 特に,1931年にFrank1)が, 月経前に起つて月経発来と同時に消退して行く精神神経障害様症状,或いは浮腫傾向を主体とした全身的な障害を,月経前緊張症(Premenstrual tension)なる一症候群として記載して以来,これに関連して月経周期における種々の物質代謝の変動が各方面から究明されつつある。その中でも特に,本症候群の発現する直接的な原因として,体内における潜在性の浮腫と云うものが多くの研究者によつて認められるようになり,従つて月経周期における水代謝に関する業績が最も多く報告されているのである。

分娩機転に関する研究—1.子宮電図による分娩機転の研究

著者: 一条元彦 ,   氏家康秀 ,   遠藤義彦 ,   大友泰郎

ページ範囲:P.595 - P.599

Ⅰ.緒言
 妊娠・分娩に関して子宮筋の性状や機能の変化が重要な意義を有することは改めて言う迄もない。一般に平滑筋生理学は神経・骨格筋生理学の進歩に比べて著しく立ち遅れていたが,最近漸く平滑筋研究会等も発足して次第に研究に拍車がかけられる様になつた。それと共に平滑筋独特の種々の現象が発見され,その知見は産婦人科領域に於いても有用なものが少くない。われわれは分娩機転に就いて新しい方向から考察及び検討を試みているが,今回は子宮筋電図の面から妊娠各期の子宮筋機能をとらえて見た。一般に平滑筋活動電位の記録は技術的に非常に困難であり,従来の研究者は多くの誤謬を犯しているのであつて,的確に活動電位を得ている者は内外数氏に過ぎないようである。然も動物子宮電図は一応可能であつても,人子宮電図の分析に当つては尚成功していないのが現状である。われわれは本邦産婦人科領域に於いては先駈けて本問題の解決に努力して居り,既に性ホルモンと子宮電図の関係1),子宮収縮剤と子宮電図の関係2)等2,3の成果を発表して来たが,妊娠に関しても種々の所見を得て居り,之等は文献的にも報告がないので鼓に発表する次第である。先にも述べた様に人子宮に於いての活動電位の解明は甚だ困難であるので,本紙では総べてラッテ子宮の活動電位を記載するに留め,人子宮に就いては後日の発表を期している。

薬剤の臨床

新殺菌剤Polyvinyl pyrrolidone-iodineによる皮膚消毒について

著者: 松田静治

ページ範囲:P.601 - P.604

Ⅰ.緒言
 日常腹壁等手術野の消毒にはヨードチンキによるGrossich氏法(1908)が一般に応用されており,簡易で速かに目的を達し得る点がその長所とされて来た。ヨードチンキの主成分であるヨードは昔からbroad spectrumの殺菌剤として認められ,細菌に対する殺菌作用,抗真菌作用並びに抗ウイルス作用を有することが現在迄に報告されている。然し一方ではヨードは不安定なもので,水に不溶であり,さらに強力な皮膚刺激作用と皮膚感作作用があるため,そのままでは皮膚や粘膜の消毒に応用できない欠点があり,アルコールと混ぜたヨードチンキとして使用していたのであるが,これとても依然として皮膚刺激作用を有するため,時に色々の局所の障害を起す危険性を伴つていた。これらの点から欧米殊に米国ではヨードの殺菌力を減弱させることなく,副作用のない容易に使用し得る消毒剤の研究が盛んに行われていたが,最近Polyvinyl pyrrolidone (PVP)とヨードを結合させたPVP-iodineが作られ,製品化されるに至つた。今回私は「明治製菓」より,本剤を入手し,細菌学的検査を中心に手術野及び外陰,腟における殺菌効果を検討する機会を得たので報告する。

N—(5—Nitro−2—furfurylidene)−1—aminohydantin (Furadantin)の使用経験

著者: 一宮勝也 ,   田中暎雄 ,   岡吉弥 ,   高橋葉子

ページ範囲:P.605 - P.607

Ⅰ.はしがき
 近年の新しいサルファ剤や抗生物質の出現は細菌性疾患の治療をかなり容易なものとした。しかし,これらの薬剤の乱用や,素人の未熟な使用から耐性菌の出現がみられ,治療に大いな困難をもたらして来ていることも事実である。
 1944年にDodd及びStillmanによつて発見されたニトロフロンの抗菌作用はNitrofurazone及びNitrofurfuryl Methyletherとして利用されてきたが,更に安定性及び広い抗菌性と耐性菌発現度の低い点で優れたN—(5—Nitro−2—furfuryli—dene)−1—aminohydantoin (Furadantin)が発見された。本剤はMintzer他(1953)の基礎的研究やAbrams他(1954)及びNesbitt他(1957)の臨床的研究によつて示されているように尿路感染症に対して著しい効果を認められて居り,Twiss他(1956)によつて胆汁排泄の知見から胆管感染症にも著効を呈することも知られている。

トリコモナス腟炎に対するトリコフロンの使用経験

著者: 赤堀和一郎 ,   中島養郷 ,   武内久仁生 ,   筑後郷

ページ範囲:P.609 - P.612

Ⅰ.緒言
 近年化学療法剤の進歩により種々の感染性疾患に対する治療は略々完成されたと云い得る状況になつて来たが,しかし産婦人科領域における帯下,或いは外陰部掻痒感を主訴とする腟トリコモナス症は増加の傾向を示している。本症の治療は最近目覚ましい進歩を遂げて来ているが,屡々再発を繰返し,尚根治することは仲々困難である。従つて更に有効なる抗トリコモナス剤の出現が期待され,探索されているところである。われわれは今回FurazolidoneとNifuroximeとを主剤としたTricofuron腟座薬(山之内製薬)を使用する機会を得,その治療効果と鏡検及び培養成績との関係について検討し,次の如き成績を得たのでここに報告する。

産婦人科領域におけるBTMPの使用経験

著者: 三谷明

ページ範囲:P.613 - P.615

Ⅰ.緒言
 ビタミンB1剤は多くの臨床領域において用いられ多大の効果をあげており従来のビタミンB1塩酸塩に変つて新らしいビタミンB1誘導体についての薬理的臨床的研究が著しく旺勢となつて来た。今回三共が新たに合成製造したビタミンB1誘導体S-Benzoylthiamine O-monophosphate(以下BTMPと略す)を用いて臨床的観察を行う機会を得たので分娩促進と生理的無痛分娩及び悪性腫瘍の放射線深部治療による放射線宿酔に対する効果を検討したので此処に報告する。

Syncillin(Phenoxyethyl penicillin)の基礎的並びに臨床的検討

著者: 須山康夫 ,   岩村昇

ページ範囲:P.617 - P.622

Ⅰ.緒論
 相次ぐ抗生物質の出現は目覚しいものがあるが,現段階に於けるPenicillinの重要性は依然として去らない。Penicillinの実用化と共に合成への研究は15年の年月を経過したが,その間筋注によるPenicillin Shockの発生により,Penicillinの地位は減弱するかに見えたが,注射に比し重篤な副作用が殆んど起らず,簡易に使用出来る経口Penicillin特に合成Penicillin(Phenoxyethyl penicillin)の出現を見るに至つたのは幸である。わが国に於ても相次ぐShock問題が台頭して以来,早急にこれが必要性に迫られ,昭和31年9月にはいち早く製造が許可されると共に,昭和32年11年には日本化学療法学会東日本支部総会が開かれ,経口Penicillinに関するシンポジアムが行われたのは当然のことと云わねばならない。然して,欧米ではいち早くこれが採用され,Penicillin総使用量の40%はこの経口Penicillinによつている状態である。わが国に於いても約30%は内服が行われるようになつて来た。

放射線及び抗癌化学療法時の白血球減少症に対する「ロイコン」(Adenin)の効果

著者: 柏倉高 ,   秦正夫

ページ範囲:P.623 - P.632

Ⅰ.緒言
 近年悪性腫瘍に対する放射線療法は急速な進歩を遂げ,産婦人科領域に於いても癌,絨毛上皮腫等にレントゲン深部治療,60Co照射,ラジウム照射,或いはナイトロミン,カルチノフィリン,マイトマイシン,テスパミン等の抗癌化学療法が行われているが,皮膚障碍,宿酔症状,造血臓器,血液障碍等の種々な副作用が現われ,治療の障碍となつている。この中造血臓器,血液に対する影響は重大で,速かに末梢血液中の白血球減少を来し,その血液像の変化と共に障碍の鋭敏な指針となつている。之に対して従来より種々な治療法,即ちブドウ糖,ビタミン群,肝賦活剤,自律神経遮断剤,各種のアミノ酸製剤,コバルトグリンポール,副腎皮質ホルモン等が使用されているが,かかる障碍を充分に防止し得る薬剤,方法なく,副作用特に白血球減少の為に治療を屡々中断せざるを得ない。
 今回三共株式会社よりフランスのLecoqにより白血球増加作用が明かにされた,purin誘導体であるAdeninの提供を受けたので,これを悪性腫瘍患者における放射線療法,抗癌剤使用に際し白血球減少の予防及び治療に使用し,二・三の知見を得たので報告する。

正常褥婦の便通に及ぼすマロゲン錠の影響について—附:褥婦の便秘に対する処置

著者: 河辺昌伍 ,   伊藤淳一

ページ範囲:P.633 - P.635

Ⅰ.緒言
 婦人は一般に便秘の傾向があり,その原因としては習慣的な排便抑制や運動不足があげられ,分類上,緊張減退性或いは弛緩性便秘に属するものである,褥婦は,分娩後一定期間の安静乃至は運動不足を余儀なくされ,又腹壁の弛緩は高度となり,弛緩性便秘は一層著明となる。加えて分娩後悪化した痔核の疼痛,脱肛等によつて排便抑制も増加する。
 Ph.Jungは褥婦の消化機能は決して減退しないといつているが,これは疑わしい。即ち,分娩中又は産褥初期には屡々食慾なく,欠食をするか或いは極少量の摂取に過ぎないものもあり,又消化不良性食品を摂取することによつて,胃痛や下痢を来すものがある所より見ると,或る程度の消化系統の機能の減退がうかがえる。殊に分娩が遷延して睡眠不足を来したものや,精神的肉体的に疲労困憊したものはそれが顕著である。

症例報告

D群連鎖球菌による産褥敗血症の1例

著者: 上野雅清 ,   中村猪三郎

ページ範囲:P.637 - P.642

Ⅰ.まえがき
 戦後における化学療法剤の発達は顕著なものがあり,それに伴い多くの感染症も幾多の変遷を来している。産科領域における産褥熱も嘗ては死亡率の高い3大疾患の一つとして恐れられていたか,現今ではその後退を余儀なくされているばかりでなく,起因菌の様相もかなり影響されているものと思われる。
 D群連鎖球菌による感染症も婦人科的には膀胱炎の起因菌としては既に知られていたが,今迄はあまり重要視されていなかつた。近年,慢性型敗血症,即ち亜急性細菌性心内膜炎の起因菌として本菌が注目されはじめ,またわれわれもかねがね関心を寄せていた。その折にD群連鎖球菌による産褥敗血症に遭遇したのでここに報告する次第である。

羊水過多症と誤診せられた妊娠に合併せる巨大偽ムチン嚢腫の1例

著者: 勝又甚七 ,   三枝襄二 ,   辛悦基 ,   織田裕義

ページ範囲:P.643 - P.646

Ⅰ.緒論
 妊娠と卵巣嚢腫の合併は比較的多く経験せられているが,その多くは妊娠3カ月迄には発見せられている。しかし一方誤診例も可成り報告せられている。此度われわれは妊娠と4.1kgに達する偽ムチン嚢腫とを合併し,妊娠早期より腹囲の高度な増大により羊水過多症と診断され,妊娠8カ月に遂に早産するに至つた症例を経験したので報告する。

妊娠9カ月で分娩前に確診し得た無脳児の1例

著者: 湯原安彦

ページ範囲:P.647 - P.649

Ⅰ.緒言
 無脳児は新生児奇形中比較的多くみとめられるものであるが,妊娠中に診断を下すことは比較的困難である。われわれは羊水過多症を合併した妊娠9カ月の妊婦に無脳児の確診を得て分娩誘発を行つた1例を経験したので報告する。

学会記

学会を終つて

著者: 渡辺行正

ページ範囲:P.651 - P.653

 第13回日本産科婦人科学会総会は慈大学長樋口一成会長のもとに,去る3月28日より3日間に亘り,東京芝愛宕山下の慈恵大学を主会場に,丸ノ内産経ホールを副会場として盛大に開催された。
 会期前日の東京の空は珍らしくも時ならぬ春雪と寒さに見舞われ,当日開催の理事会,評議員会,各種委員会に出席の方々も,会場帝国ホテルに到着してホッとするという一幕もあり,又本総会の雰囲気を出来る限り最高に盛り上げたいと念ずる担当校のわれわれにとつては何とも罪な天のいたずらではあつたが,会期3日間は春光快晴に恵まれ会員の出足も好調に総ての行事がスムーズに運行されたことを思えば,春雪また本総会に一つのアクセントを添えんとする天の配慮であつたかもしれない。

同人放談

官公立大学と私立大学

著者: 水野潤二

ページ範囲:P.654 - P.655

 私は国立大学で学び,公立大学に長らくいて,最近私立医大に来たものである。国立大学には学生時代から医局,大学院を通じて10年,そして公立大学には先生としてやはり10年余りいたことになる。その揚句私立医大に来たので,官公立大学と私立大学の違いというものについての印象は目下のところ最も鮮明といえよう。本欄では思うことを存分にブチマケてよいということを真に受けて,この印象を放談しようと思うのであるが,やはり限られた貴重な紙面であるから,興味は薄れるだろうが,建設的な面を談じるのが良識というものと考える。
 此の度私立大学に移るに際しては,私立医大の臨床科は営利面の比重が重くて研究面での気勢が揚らないとか,学生の粒が揃わないとか,俸給が安いとか種々の点が自他から気遣われたことは事実である。そして来て見て成る程そうした点のあることは残念ながら否定できない。しかし反面において私立大学ならではと思う様なよい点のあることも確かである。まず官公立の大学の様に国とか自治体などからの制約を受けることなく,全く大学の中だけですべてが運営されるから,自然学内の空気は和かで,そこはかとなくヒューマニズムの気配も漂い,それに50歳も半を過ぎた先生達には兎角うつとうしい存在であるらしい停年制などという制度は目下のところはなく,一応伸々としておれることは大変結構と申さねばなるまい。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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