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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科15巻7号

1961年07月発行

薬剤の臨床

産婦人科領域におけるBTMPの使用経験

著者: 三谷明1

所属機関: 1広島大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.613 - P.615

文献概要

Ⅰ.緒言
 ビタミンB1剤は多くの臨床領域において用いられ多大の効果をあげており従来のビタミンB1塩酸塩に変つて新らしいビタミンB1誘導体についての薬理的臨床的研究が著しく旺勢となつて来た。今回三共が新たに合成製造したビタミンB1誘導体S-Benzoylthiamine O-monophosphate(以下BTMPと略す)を用いて臨床的観察を行う機会を得たので分娩促進と生理的無痛分娩及び悪性腫瘍の放射線深部治療による放射線宿酔に対する効果を検討したので此処に報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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