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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科15巻8号

1961年08月発行

症例報告

巨大卵巣嚢腫の3例

著者: 湯原安彦1 河原達明1 大森千里1

所属機関: 1姫路赤十字病院産婦人科

ページ範囲:P.702 - P.707

文献概要

緒言
 卵巣嚢腫は婦人科疾患の中屡々遭遇する疾患の一つであるが,最近では手術前後の処置は勿論手術技術の発達及び抗生物質の出現に依り随時安全確実に開腹手術を行い得ると医学知識の普及に伴って,卵巣嚢腫は比較的早期に手術的に摘除せられるに至つている。従つて昔日の如く腹腔を充満するが如き巨大卵巣嚢腫に遭遇することは極めて稀となった。過去我々は巨大卵巣嚢腫と云い得る3例に遭遇したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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