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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科15巻9号

1961年09月発行

文献概要

症例報告

卵管間質部妊娠破裂

著者: 細田恒1 越後屋隆1 今野忠1

所属機関: 1東北大学医学部産科婦人科教室

ページ範囲:P.787 - P.791

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はしがき
 卵管間質部妊娠は子宮外妊娠中でも僅少なものであり,その1〜3%の頻度で起るといわれ着床した妊卵は殆どの場合,破裂の転帰をとり,子宮角を破壊し,大出血を来し,治療に当つて一刻を争う場合が多い。我々も出血によるショック状態で入院し,外妊の疑で直ちに手術により右卵管間質部妊娠であつた1例を経験したのでこれを報告すると共に文献について聊か考察を加えて見たい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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