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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科16巻1号

1962年01月発行

文献概要

婦人科 ホルモン療法

Norethinodrel (エナビッド錠)の臨床使用経験

著者: 渡辺重雄1 岡村泰1 深井愛子1 星野茂夫1

所属機関: 1新潟大学医学部産婦人科教室

ページ範囲:P.19 - P.21

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 1954年 Djerassi1)らが17—α—methyl−19—Nortestosteroneを合成して以来,強力な黄体ホルモン作用を有する経口Gestagen剤として種々の19—Norsteroidが合成されたが,その中で下の図に示すような構造式をもつ17—α—ethinyl−5—(10)—estraen−17β—o1-3one (Norethinodrel)(以下Et-Eoと略)2.5mg にethinylestradiol−3—methylether 0.05 mg を配合した Enavid(大日本製薬)を主として卵巣機能不全による無月経又は機能性出血と診断された患者に使用し,効果を認めたので,少数例ではあるがここに報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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