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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科16巻11号

1962年11月発行

文献概要

産科症例 先天症・4

先天性臍帯ヘルニヤの1治験例

著者: 平林威1 中村保夫2 白川直弘3

所属機関: 1飯山日本赤十字病院産婦人科 2飯山日本赤十字病院外科 3信州大学産科婦人科教室

ページ範囲:P.873 - P.875

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緒言
 先天性臍帯ヘルニヤは腹腔臓器が閉鎖不充分な臍輪および周囲基部腹壁を通り一部または大部分が脱出する奇形であり,先天性横隔膜ヘルニヤ,鼡経ヘルニヤとともに腹腔臓器脱出奇形の主要な地位を占めている。とくに近年小児外科分野の著しい発展により奇形の程度および手術期間にもよるが本症の治療成績は向上の一途にある。われわれも最近臍帯ヘルニヤの1例に早期手術を実施し治癒をみた症例を経験したので以下その大要につき報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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