文献詳細
臨床 グラフ
文献概要
症例 堀○ま○子の児。生下時体重2460g。分娩予定日昭和37年9月17日。9月9日18時自然分娩。娩出直後より呼吸速迫とチアノーゼが断続し,聴診で右胸部に心音著明左胸部にグル音聴取し,腹部陥凹著明なので横隔膜ヘルニアを疑い,生後20時間目にレ線写真(第1.2図)で診断確定し,生後24時間目に開腹して胃・腸・脾・左腎などを胸腔より腹腔内に整復し,左Bochdalek氏孔を縫合した。術後肺は第3図のごとく両側ともよく拡張し心臓も中央に移動した。
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