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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科16巻12号

1962年12月発行

臨床 グラフ

先天性横隔膜ヘルニアの術前・術後のレ線写真

著者: 東北大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.893 - P.894

文献概要

 症例 堀○ま○子の児。生下時体重2460g。分娩予定日昭和37年9月17日。9月9日18時自然分娩。娩出直後より呼吸速迫とチアノーゼが断続し,聴診で右胸部に心音著明左胸部にグル音聴取し,腹部陥凹著明なので横隔膜ヘルニアを疑い,生後20時間目にレ線写真(第1.2図)で診断確定し,生後24時間目に開腹して胃・腸・脾・左腎などを胸腔より腹腔内に整復し,左Bochdalek氏孔を縫合した。術後肺は第3図のごとく両側ともよく拡張し心臓も中央に移動した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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