文献詳細
綜説
文献概要
緒言
悪性腫瘍治療時のリンパ節の重要性はいまさら述べるまでもないところであり,患者の治療成績とも密接なる関連性が認められている。
子宮癌患者の場合も例外でなく,リンパ節に関しては今日まで各方面より詳細なる各種の検討がなされている。その一つとしてリンパ節造影法も古くより多くの人々により試みられてきたが,残念ながら臨床的に充分満足すべき状態とはいいえない現況である。しかし,近年,血管造影法に関する研究が著しく進展し,心臓血管系の診断をはじめ,リンパ系についても新たなる方法がつぎつぎに発表され,造影剤の進歩と相まつて今後,この方面の発展が大いに期待されるようになりつつある。
悪性腫瘍治療時のリンパ節の重要性はいまさら述べるまでもないところであり,患者の治療成績とも密接なる関連性が認められている。
子宮癌患者の場合も例外でなく,リンパ節に関しては今日まで各方面より詳細なる各種の検討がなされている。その一つとしてリンパ節造影法も古くより多くの人々により試みられてきたが,残念ながら臨床的に充分満足すべき状態とはいいえない現況である。しかし,近年,血管造影法に関する研究が著しく進展し,心臓血管系の診断をはじめ,リンパ系についても新たなる方法がつぎつぎに発表され,造影剤の進歩と相まつて今後,この方面の発展が大いに期待されるようになりつつある。
掲載誌情報