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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科16巻12号

1962年12月発行

綜説

最近のリンパ節造影法に関する諸研究

著者: 岩井正二1 福田透1 坪井照夫1

所属機関: 1信州大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.913 - P.916

文献概要

緒言
 悪性腫瘍治療時のリンパ節の重要性はいまさら述べるまでもないところであり,患者の治療成績とも密接なる関連性が認められている。
 子宮癌患者の場合も例外でなく,リンパ節に関しては今日まで各方面より詳細なる各種の検討がなされている。その一つとしてリンパ節造影法も古くより多くの人々により試みられてきたが,残念ながら臨床的に充分満足すべき状態とはいいえない現況である。しかし,近年,血管造影法に関する研究が著しく進展し,心臓血管系の診断をはじめ,リンパ系についても新たなる方法がつぎつぎに発表され,造影剤の進歩と相まつて今後,この方面の発展が大いに期待されるようになりつつある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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