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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科16巻2号

1962年02月発行

産科 胎児・新生児

男性仮性半陰陽の1例

著者: 於保英彦1

所属機関: 1順天堂大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.105 - P.112

文献概要

Ⅰ.緒言
 ギリシヤ・ローマの歴史を播くとき吾々はそこに約2500年以前より半陰陽が宗教の象徴として或は文明の産物として記載されている事実を見出すが,その系統化については比較的新しく,19世紀後半にKlebsが行つて以来Young,Wilkins,Jones and Scott及びOverzier等が之に改正を加え,画期的な進歩を遂げたのである。
 本邦においても半陰陽の報告は少くないが,最近落合,辻等によりそれが試みられる迄は系統化された分類は殆んど認められなかつた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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