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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科16巻2号

1962年02月発行

婦人科 感染症

尿路感染症に対するSulfamethizoleの治験

著者: 吹田清純1 柳井明1 伊藤輝夫1

所属機関: 1倉敷中央病院産婦人科

ページ範囲:P.137 - P.140

文献概要

緒言
 女性に於ては外尿道口,尿道等の解剖学的関係により尿路疾患に罹患し易い。婦人科的尿路疾患の病原菌はその半数以上が大腸菌で占められていると云われる。従つて大腸菌に作用の強いスルファミン剤が使用される事が多く,又その効果を高める為には吸収がよく血中,尿中濃度高く,胃腸障害等の副作用が少い事が望ましい。現在発売されているSultamethizoleは在来のサルファ剤に比し此の目的に適すると云われる。私達は尿路感染症にウロサイダル(エイザイ発売製剤)を使用し臨床成績を検し,又一部患者について血中濃度,尿中排泄の状況を実験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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