文献詳細
婦人科 感染症の治療
Sulfamethomidine経口投与の臨床的検討
著者: 青河寛次1 松下光延1 吉松正隆1
所属機関: 1京都府立医科大学産婦人科学教室
ページ範囲:P.239 - P.241
文献概要
持続性Sulfa剤のひとつであるSulfametho—midineは,2—Methy1-4—methoxy−6—Sulfanil—amide−1,3—diazineなる化学構造を有し,田辺研究所で新しく合成された国産の製剤である。
Sulfamethomidine (SMM,メトファジン田辺)は,殆ど無味・無臭の白色粉末又は結晶で,その化学構造から推定するとSulfaisomezoleとSulfadimethoxineの中間的な性状を示すようである。その抗菌力はin Vitroでは従来のSulfa剤とほゞ同様であるという。
掲載誌情報