文献詳細
婦人科 鎮痛,麻酔剤
産婦人科領域におけるDedoran注射液の使用経験
著者: 大友泰郎1 千葉泰男1 宮脇法親1
所属機関: 1東北大学医学部産婦人科学教室
ページ範囲:P.243 - P.245
文献概要
従来疼痛に対しては,barbital剤,及び確実に奏効する麻薬に属する阿片alkaloidが用いられて来た。しかし,阿片alkaloid剤は効果が確実な反面副作用特にその習慣性を考慮しなければならない。
1950年chlorpromazineがCharpentierによつて発見されてから,その鎮痙,鎮痛作用並びに麻酔増強作用を応用して,phenothiazineの誘導体を主体にした鎮痛剤が広く用いられてきた。
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