文献詳細
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慢性妊娠中毒症の尿蛋白に対するオロチン酸クロロキン(キドラ)の効果
著者: 佐藤彰一1 多々良真1 相沢和郎1 中西陸1 中島浄1 栗原秀郎1 小武海成一1 鷲見昭1
所属機関: 1慶応義塾大学医学部産婦人科学教室
ページ範囲:P.382 - P.384
文献概要
オロチン酸クロロキンとはオロチン酸にクロロキンを結合させた新物質でありその構造式はの様に複雑な形を構成している。そして白色結晶であり水に易溶であり,水溶液はやや,酸性を呈する,本剤はキドラとして提供せられ1錠中100mgを含有する。そしてその薬品の作用としてはオロチン酸の作用とクロロキンの作用とが相助けあつて作用するものであると考えられている。
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