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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科16巻9号

1962年09月発行

産科 子宮収縮剤・3

産科領域におけるパルタン注射液の使用経験

著者: 駒井義治1 江口博之1 木村功1

所属機関: 1久留米大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.686 - P.687

文献概要

緒言
 分娩時及び分娩後の出血は産科領域の重要な問題で,弛緩性出血等の異常出血はもとより,正常分娩においても,出血をより小量に止める事は,母体の減衰を防止し,産褥経過を良好ならしめるもので,従来これに対し種々の子宮収縮剤や止血剤が使用されて来た。我々は今回エルゴメトリンに硫酸スパルテインを配合したパルタン注射液を分娩第3期に静脈内或いは筋肉内注射として使用し,良好な成績を得たのでここに報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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