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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科17巻1号

1963年01月発行

雑誌目次

グラフ

卵管結核における菊花蕾像の種々相

著者: 山口龍二

ページ範囲:P.5 - P.6

 卵管結核の最も重要な特異像の一つである菊花蕾像は通常,膨大部と峡部の移行部附近に発生するほぼ円形の拡大像を指すが(第6図),よく観察すると本像には卵管結核の進展および病理学的な相の上から色々の種類および段階のあることが知られる。本像は病理学的には結核性空洞の事が多い。本像の成立,発展については著者がTo—hoku J.Fxp.Med.70:197,1959に発表しているが,大別すると,(1)膨大部の乾酪性内容の中心部の融解(第1図),(2)膨大部の狭窄による連珠状円形拡大(第2図),および(3)峡部の筋層内空洞によるもの(第1,3図)とになる。第2図の連珠状円形拡大は進めば第4図のようになるものと考えられる。第1図および第3図の軽度なものは卵管壁侵入像と呼ばれる。第5図に示すのは同一症例に多発した菊花蕾像で右膨大部のものは第1図右卵管像の進展したものと考えられ,右端には瘻孔様の像(矢印)が見られる。これが真の瘻であるか狭窄像であるかはこの写真だけではわからない。

提言 PROPOSAL

精神身体医学的報告を期待する—アプローチを阻むものは何か

著者: 九嶋勝司

ページ範囲:P.7 - P.8

Ⅰ.古く新しきもの
 精神身体医学(psychosomatic medicine PSM)という言葉を耳新らしいものとして聞かれている向きも少なくないようであるが,言葉自体はともかくとして,その内容とするところは心身相関の理論を医学に導入しようとするもので既に古くから行なわれてきている事柄なのである。ただ物質文明とともに発達した近代医学が,精神面の考慮を忌避する傾向があつたので,近代医学自体が不具化しており,心身相関などを持ち出すと耳新らしくさえ感ぜられるにすぎないのである。
 このような実状であるから,一部の医家を除いては,この方面の知識が甚しく乏しいというのが覆うべからざる事実である。

所感 DISCUSSION

「アンケート・腟部糜爛の治療法について」(16巻10・11号所載)を評す

著者: 赤須文男

ページ範囲:P.9 - P.10

 本誌第16巻第10,11号に2回にわたつて連載されたアンケート・腟部糜爛の治療法について総括して述べるようにと編集者から命ぜられたので以下,私見を加えて大要を記述することとする。
 腟部びらん(糜爛)という言葉は古くから用いられたものであり,治療法も千差万別で,医学の進歩とともに多少変つてはきたけれども,エストリオール療法が唯一の新知見の下にたてられた薬剤療法であつて,その他は,薬物自体の進歩によつて,使用薬剤が変つてきたというにすぎず,ただ,癌に対する関心や注意の喚起が強調されてきている点などが,昔と異つた所といえばいえないこともない。

綜説

胞状奇胎の臨床

著者: 高尾直良

ページ範囲:P.11 - P.17

はしがき
 産婦人科領域の悪性腫瘍として頸癌の研究は最近ますます発展の一途をたどつているが,卵巣癌,肉腫,奇胎,絨毛上皮腫に関する研究に対してはいささか関心が薄い感じがしないでもない。特に絨毛上皮腫は早期に致命的な転移を起しその悪性度においては子宮癌の比ではない。幸か不幸か絨腫発生にはその前に妊娠という条件がつく。従つて観点を転じて考えてみると癌や肉腫の発生に較べると或る程度その発生を予防できるのではないかと思われる。絨毛上皮腫の先行妊娠のうちで奇胎の占める率は大きく教室例でも自見7)の報告によると43%をしめている。従つて絨腫予防の第一歩として奇胎の臨床をよく把握しておく必要がある。もちろん,奇胎以外の正常妊娠や異常妊娠のあとにも絨腫の発生は起り得るので,臨床家としては正常,異常の区別なく妊娠中はもとより妊娠終了後もafter careに充分注意を向けなければならない。主として診断,治療,術後管理について綜説したいと思う。なお今日組織分類上また名称の点でも異論の多いChorioadenoma destru—ensについても述べることにする。

研究・1

晩期妊娠中毒症の児の知的身体的発育

著者: 室岡一

ページ範囲:P.19 - P.25

緒言
 最近産科学に関する種々な処置を児の遠隔成績から反省検討する試みがなされているが,妊娠に合併した種々の疾患についても児の遠隔予後からこれを追究するとその病態像を知る上に参考となり,新しい知見が得られるものと思われる。晩期妊娠中毒症は母体に合併する最もありふれた疾患であるだけに,そのものの児に及ぼす影響を知ることは実地上興味深い点が多い。
 今日まで妊娠中毒症の児に及ぼす遠隔予後を調べた成績は比較的少ない。これは児に影響を来す因子が数多くあつて,その中から妊娠中毒症のみの影響をとり出すことが困難だからである。しかし往時から子癇の児に新生児子癇がみられたという報告や,妊娠中毒症の胎児死亡の剖検例で,内臓に母体と全く同一の病理的変化を認めたという文献から,妊娠中毒症ではいわゆる中毒物質が児へも移行して,その知的身体的発育を阻止するのでないかとも考えられる。果してこのような事態が存在するか,私共の調べた成績と今日までの見解を併せてその趨勢を述べる。

研究・2

不妊夫婦の性管における精子凝集菌に関する研究(その3)

著者: 横山稔

ページ範囲:P.27 - P.33

第3部 E.Coliの精子凝集性の本態    に関する研究
 頚管粘液および腟内容より検出したある種の細菌が人精子を凝集する作用を有するということは,女性不妊の頚管因子を問題にする際に欠くとのできない事実である。そして,これらの細菌が精子凝集作用を来す機序は殆んど知られていない。
 そこで私は細菌の精子凝集作用の本態を解明する第一段階として,精子凝集が最高であるE.coliについて,E.coliの精子凝集作用の本態を追及するために以下述べるような実験を行なつた。

講座 手術と適応

腟式卵管結紮術

著者: 真田幸一

ページ範囲:P.34 - P.35

 最近の医学,殊に内分泌学や放射線医学などの進歩は,産婦人科治療学の分野に著るしい多風性を与えつつある。しかもなおメスが婦人科医に与えられた主要な武器の一つであることはいうまでもない。ところで手術は一度その適応を誤まり,また手技的な過誤を惹き起せば,患者にも医師にも忽ち不幸な結末を招いてしまう。ここに幾つかの手術手技を採りあげその適応について考えるのもその意味からである。

健保講座 健康保険

保険診療の実際(その1)

著者: 三井武

ページ範囲:P.36 - P.37

 保険診療の方針は一般に適正診療という言葉で表現されており,保険医療担当規則に基いて行なう診療である。ここにいう適正という意味は医学的,経済的,社会的にみて適正であるということを意味しているが,医学界における最近の日進月歩の著しい進歩のためにややもすれば学界における趨勢と実際に施行されている治療指針との間にいろいろのずれを生じ,医学の研究の正常な発展が阻害される恐れもあり,また直接患者に接している第一線の診療担当者としても,その治療にあたって多くの困難や疑問をもつことがある。しかしながらここでは,そういつた原則論は抜きにして実際問題として現在の保険診療は一応規格診療ということになつており,患者から直接差額徴収することはもちろんのこと,正常妊娠,正常分娩なども社会保険でいう疾病治療の範囲に属さないものとして保険の給付外であり,また人工妊娠中絶時の全身麻酔も患者が神経質であるとか,頚管拡張時の疼痛が激しいためなどの理由がない限り全般的にすべてを認めるという段階でなく,また抗生物質,副腎皮質ホルモン,副腎皮質刺激ホルモンおよび性腺刺激ホルモンは今回使用基準が大幅に改正されたとはいえ(昭和37年10月1日より実施),なお一応の規格はあるわけで実際に請求明細書作製にあたつて治療の基準,指針,疑義解釈に精通しているといないとでは非常に大きな差が生じてくる。

連載 MY THERAPY in series・6

頸癌治療後の晩発尿路障害

著者: 遠藤幸三

ページ範囲:P.38 - P.38

 頚癌の手術,放射線治療のあとは長期間にわたつて尿路の状態を観察する必要がある。手術直後の尿路障害には,われわれの関心は大きく,在院中は排尿障害や尿路感染の治療に努力する。これらが軽快して退院の運びとなるが,その後も排尿困難は持続するもので,人によつては尿路感染もくり返す。これを軽視して対症的な治療にまかせておくと,何年かの間に腎実質の破壊が進行して患者の生命を危くすることが稀ではない。
 そこで退院に当つて,全患者について静脈性腎盂撮影をとつて異常の有無を検し,また将来の撮影所見と対比するために保存しておくことにする。

習慣性流早産殊に早産直後の手術的療法

著者: 名取光博

ページ範囲:P.39 - P.39

 はじめに  未熟養育医療の普及と養育医療技術の進歩で,未熟児の予後は急激に良くなつてきた。しかし成熟児に此較すれば,依然として未熟児の予後は悪い。ことに早産未熟児の予後が悪いことは今日でも相変らずである。未熟児が成熟児と同じような生長過程に仲間入りするまでの家族の経済的,精神的な負担は相当なものである。
 最近,習慣性流早産の手術的療法が盛んになり,Mc Donald,Shiro—dkar,Lash,およびそれらの変法などが一般に試みられ,好成績が報告されている。それらの手術はいずれも妊娠した子宮に対する手術であるが,私は妊娠5〜9カ月の流早産では,頚管裂傷の有無に関係なく,流早産直後の頚管縫縮術を4年程前より試み,好成績をあげている。

アンケート・6

アンケート・予定日超過の取扱いについて—その2

著者: 斉藤達郎 ,   高橋美行 ,   長田宏 ,   田村昭蔵 ,   一宮勝也 ,   丸山正義 ,   青木大吉 ,   奥山通雄 ,   梶英雄 ,   橘高祥次 ,   小泉博 ,   武田正美 ,   名取光博 ,   成田太 ,   伴一郎 ,   神山一郎 ,   湯原安彦 ,   真田幸一 ,   木村好秀 ,   渡辺尚 ,   平林威

ページ範囲:P.40 - P.46

 ① 予定日超過の場合・何日間くらい待つか。それは何故か。  初産と経産とではどう違うか。
 ② どういう方法で促進させているか。  1)帝王切開を行なうか。  2)何を使用するか(ブジー,コルポ,メトロその他)。  3)どんな薬剤をつかうか(キニーネ剤,後葉剤その他)。

境界領域

癌と内分泌—そのⅣ—癌と糖尿病

著者: 渋沢喜守雄

ページ範囲:P.47 - P.57

はしがき
 前回のべられたように,ある種の臓器の癌は肥満者に発生しやすい傾向がある。たとえば,胆嚢癌・膵癌・乳癌などは外科領域で経験されるところである。産婦人科領域では子宮体部癌がそうであると聞いている(前号)。その他の臓器の癌でも,肥満者に多く,また,肥満者では癌の発育が良好であるという説が少なくない。肥満者に何故にある種の癌が好発するかはもちろん明らかでない。Tannenbaumの長年月にわたる研究の成績でも,本邦の宮地(1961)の成績でも,カロリーの過剰の摂取という点のみが,目下のところ,唯ひとつの連関因子といわれているにすぎない。発育癌における肥満の意義を,臨床的に分析することは決して容易ではない。前回は,代謝率を考慮すべく,甲状腺機能をうかがい,ある種の癌において,軽度の甲状腺機能障害のしばしば見出されることを指摘した。また,婦人科専門家にはすでに周知のところであるが,肥満者にはestrogensの代謝異常がみられやすいようである。たとえば,Twombly (1961)によれば,estradiol−17β—16C14注射後12時間の尿に排泄される放射能総量は,体重150ポンド以下の婦人22名平均68%,体重150〜240ポンドの婦人30名平均56%で,この両者の差は有意であるといわれる。

文献紹介

絨毛上皮腫に対する化学療法の1経験,他

ページ範囲:P.57 - P.57

 過去5年間に絨毛上皮腫瘍の患者63人に対して全例にMethotrexate(MTX)投与を行ないうち13人には更にVincaleukoblastin (VLB)投与を追加した。
 投与方法はMTXを1日10〜30mg連続5日間筋注して1クールとし,VLBを追加する場合には1日2回3日間3〜6mgを1クールとした。

臨床と薬剤 唾液pH

産婦人科領域における唾液pHについて(4)—新生児唾液pHおよび婦人科手術前後の唾液pHの変動

著者: 小坂清石 ,   渡辺友夫 ,   星野茂夫 ,   本多啓

ページ範囲:P.59 - P.61

緒言
 先にわれわれは第1報1)として産婦の唾液pHが分娩の経過とともに変動してゆくことを報告し,第2報2)では,妊婦の平均唾液pHおよびその年齢,経産回数,妊娠月数との関係について調査し,唾液pHが妊娠補助診断法として臨床的に簡単かつ有用なものであることを報告し,さらに第3報3)として,子宮頚癌照射患者の照射前後における全身的な疲労度を知る一端として唾液pHを測定して報告した。
 今回も前回と同じ方法により,新生児の唾液pHについて,その生後日数別変動ならびに体重別による差異を調査し,さらに婦人科手術患者の手術前後における唾液pHの変化を追求したのでここに報告する。

新生児

持続性蛋白同化ステロイドAndrostanolone valerateの未熟児ならびに新生児に対する体重増加作用の検討

著者: 佐々木寿男 ,   長崎勗 ,   山本豊作

ページ範囲:P.63 - P.68

まえがき
 出生後生活力が薄弱な新生児や未熟児に対して,体重増加促進の手段として,蛋白同化ステロイド(Protein anabolic steroid)を投与すると,anabolic effectにより,しばしば偉効を奏することは,すでに諸家によりたびたび報告せられているところである。
 われわれのうちの一人,佐々木もこれらの児に対して,Methylandrostenediol (MAD),男女両性混合ホルモン(Bothermon),4—Chlorotes—tosterone acetate (4—ClTA),Methylandros—tanolone (MAS)などの蛋白同化ステロイドを使用し,その臨床効果についてそのつど発表して来ている1)〜10)

貧血・1

妊娠時における貧血(1)—生理的限界値について

著者: 藤森博 ,   藤原敏雄

ページ範囲:P.71 - P.77

緒論
 妊娠時に認められた貧血が母体ならびに胎児にいかなる影響を及ぼすかについては,全く影響なしとする者,影響ありとする者など未だ意見の一致をみない現状である。妊娠時には非妊娠時に比し妊婦の鉄需要が増大し,鉄分を十分補給しなければならぬことはもちろんであるが,しかし積極的な治療を必要とする限界値を決定することは甚だ重要ではあるが極めて困難な問題である。
 われわれは妊娠時に認められた貧血が妊娠,分娩,産褥において母体並びに胎児にいかなる影響を及ぼすかについて調査し,妊娠時における貧血のいわゆる生理的限界値を決定しようと試みた。

貧血・2

産婦人科領域における貧血と治療—Jectoferの治療効果について

著者: 藤森博

ページ範囲:P.79 - P.83

緒言
 鉄欠乏性貧血の治療に当つて,慢性下痢患者などの胃腸障害・胃切除・副作用のため鉄剤経口投与の不可能な場合,あるいは急速な治療を必要とする場合に従来Iron-Dextran ComplexであるImteronが広く用いられた。しかしRichmond3)がImteronをratに筋注し肉腫の発生をみて以来,英米ではImteronの発癌性が論議のまとになり,その後West1),Goldberg2)などの反対論者があらわれたが現在臨床的には鉄剤筋注は行なわれていない。ただSaccharated iron oxideが鉄静注剤として使用されているがFe含有量が少量でかつ呼吸困難・胸痛・脊痛・悪心・発熱・ショック・血管痛などの副作用がみられることがあり,広く用いられていない。
 最近比較的低分子量(5000以下)でIron-Dex—tran-Complexとは異なるIron-sorbitol Citrate ComplexであるJectoferがSweden Astra社より発表され血液学会の話題となつている。

癌治療

各種制癌剤使用の血液像に及ぼす影響ならびに白血球減少症に対するACTH-Z,副腎皮質ホルモンの効果

著者: 植田健治 ,   牛島陽一

ページ範囲:P.85 - P.90

緒論
 産婦人科領域の悪性腫瘍治療において制癌剤使用は補助的に行なわれるにすぎなかつたが近年癌化学療法の急速な進歩により外科的または放射線療法とともに全身療法たる化学療法を併用するのが常識となされつつある現況である。われわれは昭和34年5月より当科入院の悪性腫瘍患者に対し手術および放射線療法とともにナイトロミン,テスパミン,マイトマイシンC,マーフィリンの各種制癌剤による化学療法を併用している。これら制癌剤使用に当つては個々の症例に適した薬剤の選択と使用法の選定が大きな問題であり,薬剤の選択についてはCap法や伝研西岡のInk法が試みられているが,その判定が臨床上役立つかどうかは検討途上にあり現況では決定的な基準を欠き,また用法についてもこれまた未知の点が多い。また適量あるいは必要量の如きも一定せず臨床上全身状態を害しないように考慮しつつ使用されている状態である。制癌剤の副作用は放射線療法の副作用と同じく宿酔症状と造血臓器障害が主なものでその程度は放射線療法の場合よりも重篤である。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

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今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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