icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科17巻1号

1963年01月発行

文献概要

研究・2

不妊夫婦の性管における精子凝集菌に関する研究(その3)

著者: 横山稔1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部産婦人科教室

ページ範囲:P.27 - P.33

文献購入ページに移動
第3部 E.Coliの精子凝集性の本態    に関する研究
 頚管粘液および腟内容より検出したある種の細菌が人精子を凝集する作用を有するということは,女性不妊の頚管因子を問題にする際に欠くとのできない事実である。そして,これらの細菌が精子凝集作用を来す機序は殆んど知られていない。
 そこで私は細菌の精子凝集作用の本態を解明する第一段階として,精子凝集が最高であるE.coliについて,E.coliの精子凝集作用の本態を追及するために以下述べるような実験を行なつた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?