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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科17巻1号

1963年01月発行

文献概要

臨床と薬剤 唾液pH

産婦人科領域における唾液pHについて(4)—新生児唾液pHおよび婦人科手術前後の唾液pHの変動

著者: 小坂清石1 渡辺友夫1 星野茂夫1 本多啓1

所属機関: 1新潟大学医学部産婦人科教室

ページ範囲:P.59 - P.61

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緒言
 先にわれわれは第1報1)として産婦の唾液pHが分娩の経過とともに変動してゆくことを報告し,第2報2)では,妊婦の平均唾液pHおよびその年齢,経産回数,妊娠月数との関係について調査し,唾液pHが妊娠補助診断法として臨床的に簡単かつ有用なものであることを報告し,さらに第3報3)として,子宮頚癌照射患者の照射前後における全身的な疲労度を知る一端として唾液pHを測定して報告した。
 今回も前回と同じ方法により,新生児の唾液pHについて,その生後日数別変動ならびに体重別による差異を調査し,さらに婦人科手術患者の手術前後における唾液pHの変化を追求したのでここに報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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