icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科17巻1号

1963年01月発行

臨床と薬剤 新生児

持続性蛋白同化ステロイドAndrostanolone valerateの未熟児ならびに新生児に対する体重増加作用の検討

著者: 佐々木寿男12 長崎勗12 山本豊作12

所属機関: 1慶応義塾大学医学部産婦人科学教室 2埼玉中央病院産婦人科

ページ範囲:P.63 - P.68

文献概要

まえがき
 出生後生活力が薄弱な新生児や未熟児に対して,体重増加促進の手段として,蛋白同化ステロイド(Protein anabolic steroid)を投与すると,anabolic effectにより,しばしば偉効を奏することは,すでに諸家によりたびたび報告せられているところである。
 われわれのうちの一人,佐々木もこれらの児に対して,Methylandrostenediol (MAD),男女両性混合ホルモン(Bothermon),4—Chlorotes—tosterone acetate (4—ClTA),Methylandros—tanolone (MAS)などの蛋白同化ステロイドを使用し,その臨床効果についてそのつど発表して来ている1)〜10)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら