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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科17巻11号

1963年11月発行

薬剤・2

性器出血に対するε—アミノカプロン酸(イプシロン錠)の止血効果について(Ⅱ)

著者: 奥山通雄1 沢山興1 内田千吉1

所属機関: 1大阪鉄道病院産婦人科

ページ範囲:P.903 - P.906

文献概要

緒言
 不正性器出血は,女性にとつてきわめて不安の大きいものであり,われわれ臨床医家にとつては,1日も早く,この不安を取りのぞいてやりたい思いに駆り立てられることが,日常しばしばである。したがつて早期にしかも十分にその原因を探索し,適切な治療を加えることは誠に当をえた方法であるが,一般外来診療において短時日の間に詳細な検索は,事実上困難な場合が多い。
 子宮内膜組織検査は,性器出血の原因を知る上にきわめて重要な手段の一つであり,時に適切な治療指針を与えてくれるものである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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