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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科17巻11号

1963年11月発行

薬剤・3

後期妊娠中毒症治療に使用した抗Aldosterone剤Triamterine (Diucelpin)の臨床成績

著者: 上野雅清1 森操七郎1

所属機関: 1順天堂大学産婦人科学教室

ページ範囲:P.907 - P.912

文献概要

Ⅰ.緒言
 ここ数年来,妊娠中毒症の治療剤として,降圧利尿作用を有するBenzothiadiazine系薬剤が広く使用されているが,この薬剤には長期投与により低カリウム血症をひきおこすおそれがあることは衆知のところである。
 内科領域では,浮腫および高血圧の治療にBen—zothiadiazine系薬剤のほか,Steroid系抗Al—dosterone剤のSpirolactoneも使用されているが,Steroidによる副作用の問題もあつて産科領域ではほとんど使用されていないようである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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