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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科17巻2号

1963年02月発行

文献概要

提言 PROPOSAL

産科医として,これだけの仕事は助産婦にまかせられる

著者: 竹内繁喜1

所属機関: 1東京都立築地産院

ページ範囲:P.101 - P.102

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 近頃の助産婦不足は,その養成教育課程が高すぎるからで,教育程度を下げたら,もつと助産婦学生は集まるのではないかという意見がある。助産婦養成機関に関係している私などは,人手不足はどこにも見られる現象であり,学生の集まりが悪いのは,助産婦の内容に魅力が少なくなつたこともあると思う。内容といつても業務内容ばかりではないことはいうまでもない。そこで,この際,改ためて,戦前戦後の助産婦の在り方を比較し,今後の助産婦が従事する仕事の内容を考案し,産科医として,助産婦に委せられる範囲などを検討してみたいと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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