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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科17巻2号

1963年02月発行

所感 COMMENT

癌研究の動向と産婦人科—第21回日本癌学会総会から

著者: 増淵一正1

所属機関: 1癌研究会病院部

ページ範囲:P.103 - P.104

文献概要

 由来,癌の研究というものは前人未踏の聖なる山への挑戦にたとえてよいものだ。その山は富士山でもなく,エヴェレストでもない。その頂上は厚い雲に蔽われて未だ誰もが見たことがない。
 多くの登山家が裾野に集まつて,重い足取りで一歩一歩登つて行く。中には勢よく走り,そして登る。しかし幾何も行かずして倒れてしまう。こういう状態が古今東西を通じて絶え間なく続けられている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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