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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科17巻2号

1963年02月発行

研究

不妊夫婦の性管における精子凝集菌に関する研究(その4)

著者: 横山稔1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部産婦人科教室

ページ範囲:P.111 - P.114

文献概要

第4部 細菌感染を有する頚管粘液に対する抗生物質療法
 頸管あるいは腟内細菌が不妊症の頸管因子の一つを形成しているという見解がBarton & Wies—ner3)によつて提唱されて以来,種々の抗生物質を腟内または経口的に投与して頸管内感染を治療することにより妊娠せしめたとの報告が数多くなされている8),9),10),11),12),13),14),25),28)
 私は細菌の存在する頸管粘液をもつ不妊婦人をオキシテトラサイクリン錠などをもつて治療を行ない,頸管内細菌の不妊性に対する影響をみた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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