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研究
文献概要
第4部 細菌感染を有する頚管粘液に対する抗生物質療法
頸管あるいは腟内細菌が不妊症の頸管因子の一つを形成しているという見解がBarton & Wies—ner3)によつて提唱されて以来,種々の抗生物質を腟内または経口的に投与して頸管内感染を治療することにより妊娠せしめたとの報告が数多くなされている8),9),10),11),12),13),14),25),28)。
私は細菌の存在する頸管粘液をもつ不妊婦人をオキシテトラサイクリン錠などをもつて治療を行ない,頸管内細菌の不妊性に対する影響をみた。
頸管あるいは腟内細菌が不妊症の頸管因子の一つを形成しているという見解がBarton & Wies—ner3)によつて提唱されて以来,種々の抗生物質を腟内または経口的に投与して頸管内感染を治療することにより妊娠せしめたとの報告が数多くなされている8),9),10),11),12),13),14),25),28)。
私は細菌の存在する頸管粘液をもつ不妊婦人をオキシテトラサイクリン錠などをもつて治療を行ない,頸管内細菌の不妊性に対する影響をみた。
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