文献詳細
文献概要
臨床と薬剤 薬剤・1
更年期障害のPrednisolone,Vitamin C併用療法について
著者: 唐沢陽介1 塚田正1
所属機関: 1東京大学医学部産科婦人科学教室
ページ範囲:P.159 - P.163
文献購入ページに移動はしがき
更年期障害とは,40才ないし50才の婦人において,10〜20%ぐらい見られるもので,いわゆるSubclinicalな症候群であつてこれは一般に性周期の停止より約2カ年以前に起るとされている。
その主訴とするところは,自律神経失調の症候であり,多くの学者,たとえばMeyer (1953),Schellong (1955)らは,これらを3〜4の群に分けて考えている。すなわち,(1)血管運動神経症状,(2)精神神経症状,(3)内分泌症状(副腎皮質機能の低下によるものが多いと考えられる),(4)性周期の異常などである。
更年期障害とは,40才ないし50才の婦人において,10〜20%ぐらい見られるもので,いわゆるSubclinicalな症候群であつてこれは一般に性周期の停止より約2カ年以前に起るとされている。
その主訴とするところは,自律神経失調の症候であり,多くの学者,たとえばMeyer (1953),Schellong (1955)らは,これらを3〜4の群に分けて考えている。すなわち,(1)血管運動神経症状,(2)精神神経症状,(3)内分泌症状(副腎皮質機能の低下によるものが多いと考えられる),(4)性周期の異常などである。
掲載誌情報