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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科17巻2号

1963年02月発行

文献概要

臨床と薬剤 薬剤・1

更年期障害のPrednisolone,Vitamin C併用療法について

著者: 唐沢陽介1 塚田正1

所属機関: 1東京大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.159 - P.163

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はしがき
 更年期障害とは,40才ないし50才の婦人において,10〜20%ぐらい見られるもので,いわゆるSubclinicalな症候群であつてこれは一般に性周期の停止より約2カ年以前に起るとされている。
 その主訴とするところは,自律神経失調の症候であり,多くの学者,たとえばMeyer (1953),Schellong (1955)らは,これらを3〜4の群に分けて考えている。すなわち,(1)血管運動神経症状,(2)精神神経症状,(3)内分泌症状(副腎皮質機能の低下によるものが多いと考えられる),(4)性周期の異常などである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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