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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科17巻5号

1963年05月発行

雑誌目次

グラフ

子宮体部転移性腺癌の手術後胃癌が発見された1症例

著者: 大阪大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.369 - P.370

 患者は44才,2回経産,3年前胃潰瘍で大量の吐血をしたことがある。4カ月前より性器出血があり来院した。初診時,子宮は稍々大で,子宮筋腫および腔部糜爛を指摘されたが,念のため,子宮内膜の組織検査を行なつたところ,腺癌(恐らく転移性)と診断された。クルーケンベルグ氏腫瘍をも予想し広汎性子宮全剔除術を行なつたが,卵巣は肉眼的に著変がない。剔出標本を組織学的に検索したところ,子宮体部,頸管,腟部粘膜および筋層,左右卵巣,下腹およひ腸骨リンパ節など,予想以上の広い範囲にわたり主として印環細胞よりなる腺癌組織の転移巣を認めた。
 既往歴より,胃潰瘍に続発した胃癌が原発巣であろうと考え,胃のX線撮影を行なつたところ,果して胃癌と診断するに充分な所見が得られた。

提言 PROPOSAL

態度を正して奇形問題にむかおう—サリドマイド禍研究班実現の意義

著者: 貴家寛而

ページ範囲:P.371 - P.372

 サリドマイド奇形児の問題は昨年の下半期の医学界の大きな話題のひとつであつた。西独で始まつたこの奇形児と睡眠薬の波紋は西欧諸国をゆさぶり,日本にもやつて来た。新聞を始めとし週刊紙や雑誌などのマスコミの波にのって大衆の好奇心はいやが上にもあおり立てられ,妊婦や婦人などは身近な問題として限りない不安と焦燥感に駆り立てられるに至つた。
 現に妊婦外来では「何んとかと云う睡眠薬を飲んだことがあるが,お腹の子供は本当に大丈夫でしようか」とか「ビタミン剤と強肝剤を飲んでも良いでしようか」といい何か注射をすると「それで半陰陽にならないでしようか」などという。何かの必要があつて骨盤のレ線撮影を行なうような際にも同じような質問が次から次へと出てくる。

思春期医学の提唱

著者: 吉岡修一郎

ページ範囲:P.372 - P.373

 女性の性的な年令は,初経のときからかぞえる方が便利だ,という説がある。いわば,『月経暦年令』あるいは『月経歴令』ということができる。更年期の現象などもそのかぞえかたで考えると,医学的におもしろい,新らしいヒントがいろいろ出てくるかも知れない。女子の思春期はおおよそ初経からはじまるといえるし,男子も,精液の排出がやつと可能になるころを,思春期のはじまりと言つていいだろう。
 そのように性器の解剖・生理学的な観点からいうなら,思春期のはじまりは,女性の方が男性より2才ほど早いが,その生理的機能が完全にととのうのは,男性の方が早い。さらに,性欲が絶頂に達するのは,男性では思春期のおわりごろ,すなわち,17〜20才であるのに対して,女性では30才前後あるいは32才ぐらいと見るべき根拠がある。これは,現代の世界的な性学者たちのほとんど一致した見解であるらしい。

妊産婦保健指導に医師の協力を

著者: 青木康子

ページ範囲:P.373 - P.375

 この数年来,妊産婦の死亡率は一向に減少せず,世界各国と比較しても,アメリカ,北欧諸国等の文明国とは話にならない程の開きをみせ,世界地図を眺めても,直ぐには捜し出せないような未開国と,肩を並べている状態であることは,母子衛生を論ずる時,必らず引き合いに出される問題である。
 そして,その解決方法や対策が,各々の立場からいろいろと主張されている。どれも最もだと肯ずかされるのであるが,やはり,妊産婦保健指導の推進によるのが,本命であろうと思われる。

クスリの効いた薬剤原稿を

著者:

ページ範囲:P.375 - P.375

 良い原稿が欲しいとは,編集者と名のつく誰しもが願うことだが,私どものように医学という専門化した学術論文を扱う編集者が,原稿の良し悪しを評価する資格を本来的に欠いている点は蔽うべくもない弱点である。それを補う意味からも私どもの注意はいつも医学の趨勢と学界でのトップテーマ,新研究の動向,境界領域の微妙な推移交流などへ向うし,筆者の業績が水準を越したものである限り,それだけの目を充分に光らせ巧みに寄稿を喚起し,依頼を発しておればかなり高度に「編集能力」を集中し得る訳である。専門誌編集が,専門家の叱正鞭撻を蒙りながら非専門家の手て往々その使命を果しているのは,このような死角を援護する編集姿勢が用意されてあるからかもしれない。原稿自体の良し悪しではなく,学問と研究の流れを大きな物尺として選別し高挙してゆくというはたらきは,必ずしも商業ベースというにとどまらない,私ども編集者の当然の努めとなる。
 綜説,研究,診断,治療などの原稿にまじつて薬剤原稿は医誌では相当の比重を占あているが,現在では特定薬剤の臨床使用経験を報告するものが圧倒的であり,製薬会社と臨床家の間の関係に就て何らの忖度を加えるではなく,中に私どもでさえも首を傾げたいような原稿も舞いこんでくることを指摘しておきたい。僅か数例のケース,粗雑な考按,貧弱な文献渉猟など,これで薬の効く効かぬを報告されては読者も迷惑と,私どもは先ず読者のことを老える。

綜説

妊娠後期仰臥位低血圧症候群(2)

著者: 加藤順三 ,   渡辺卓 ,   田中敏晴

ページ範囲:P.410 - P.416

V.本症候群発来時期とその経過
1.初発時期
 分娩予定日前数週,数カ月に既に発来する3)。McRo—bertsは,27週のショック型を報告し1),我々も7ヵ月末期での本症候群を経験している4)。軽症なものを含めれば,かなり早期に出現するようであるが,妊娠後期に出現するのが多い1),3),10),23)

子宮頸癌・1

子宮頸癌の臨床

著者: 御園生雄三 ,   佐藤東正

ページ範囲:P.377 - P.384

はじめに
 本邦における子宮頚癌は全子宮癌の95%以上を占め(第1表)女性性器癌の第1位に挙げられる最も頚度の高い悪性腫瘍であることは衆知の事実である。
 本疾患が他臓器の癌にくらべ比較的診断が容易であり,かつ近時,診断法,治療法の改善進歩がなされながら,なおかつ所謂"手おくれの頚癌"が相当数見られることは,婦人に対する癌の啓蒙運動の必要性は勿論のことであるが,それが診断治療に当る婦人科医は申すまでもなく,一般医家においても本疾患の実態を知悉することは極めて大切なことである。

子宮頸癌・2

子宮頸癌発生の内分泌学的考察

著者: 古賀康八郎 ,   岡村靖 ,   田中祥照

ページ範囲:P.385 - P.391

はしがき
 子宮頚癌の発生と関係あると考えられる因子については従来多くの報告があるが,いまだ本症予防に役立つような要因は全くないといつても過言ではない。
 子官頚部上皮の増殖は各種ホルモンの影響下にあることが知られており,頚癌発生についても内分泌環境が関与しているであろうことは想像にかたくない。私達はこれらの点を解明せんとして,従来,子宮頚癌患者の内分泌環境について検討してきた1),2),3),4)。その結果,種々の異常があることを報告した。しかし,これらの成績は,担癌による二次的変化か,あるいは,発癌前よりの変化で発癌と関連しているかの鑑別は明らかでない。これらの点を解明するために,子宮頚癌患者の発癌前の内分泌環境を調査するとともに,実験的発癌における内分泌環境ことにSteroidhormonesとの関連について検討した。

子宮頸癌・3

岡大婦人科外来における子宮頸癌早期検出法

著者: 橋本清 ,   大谷恭一郎 ,   新太喜治 ,   安木邦昌 ,   西原照夫

ページ範囲:P.393 - P.399

はじめに
 岡山大学産婦人科外来において昭和31年以来系統的に行なつている子宮頚癌早期検出法について略記しよう。我々の外来には毎日多数の患者が子宮癌を心配して来院する。大体15〜20人の外来新患の中に1人の割合で肉眼的に明らかな子宮頚癌患者が混つていることになる。しかしこのような患者はもはや早期検出の対象とはならない。直ちに入院予約をとらせて入院後臨床的にまた組織学的に確定診断を下した上で根治療法を行なうことにしている。ところが普通の外来診察では癌とも非癌とも言いきることのできないような疑わしい腟部糜爛の患者,あるいは癌をひどく心配して来院したような患者が,我々のCancer Detecting Clinicにおける検査対象となるわけである。

文献紹介

染色体異常母子,他

ページ範囲:P.391 - P.391

 第1児6才少年の時精薄として入院,全身hypotonia,前頭骨突出,長頭症あり,2才で漸く歩き3才で物を云うようになつたが,そのころからhyperactiveでテンカン発作があらわれた。耳が低位にあり目小さく上眼皆厳あり,停留睾丸あり,S1-2に脊椎披裂,EEGに不規則波あり。染色体数47,第21〜22群にエキストラ1個あり。第2児1958年生れ少女,人工栄養でよく育ち9カ月で起立したが2.5才まで歩行できず,4才の今でもmama,papa以外は話せない。兄と同じ頭蓋形状,hy—potonia,耳低位,小さく凹んだ目,右手の異常指線,L5—S1の脊椎披裂,Crouzon病所見あり,斜視あり。染色体数47個,21〜22群にエキストラ1個あり,兄と同じく21〜22群トリソミーと考えられた。いいかえると,精薄あり,モンゴリズムと異る奇形をもつ,22〜23群トリソミーである。母1922年生れ,フエノタイプは正常女子で,染色体数46個,しかしそのカリオタイプは大変異常があり,13〜15群5個(正常6),17〜18群3個(正常4),これに反し6〜12群にエキストラ1個,21〜22群にエキストラ1個あり。父は1923年生れ,フェノタイプおよびカリオタイプ共に正常男子。

Questionn・10 アンケート

アンケート—初産骨盤位分娩の取扱いについて(2)

著者: 青木大吉 ,   遠藤幸三 ,   中嶋唯夫 ,   菅井正朝 ,   名取光博 ,   奥山通雄 ,   安武豊志男 ,   小泉博 ,   橘高祥次 ,   佐々木寿男 ,   武田正美 ,   佐久間浩 ,   後藤仲 ,   梶英雄 ,   藤森博 ,   下平和夫 ,   湯原安彦 ,   真田幸一 ,   高尾直良 ,   蘇緻彬 ,   一宮勝也 ,   小山鉄男 ,   神山一郎

ページ範囲:P.400 - P.405

 ① 骨盤位と診断した場合,外廻転術を行なうか。その時期はどうか。何故か。
 ② 家庭で特別な体位をとらせるよう指導するか。どのような体位か。何故か。

連載 MY THERAPY in series・10

晩期妊娠中毒症の治療

著者: 福田透

ページ範囲:P.406 - P.406

 晩期妊娠中毒症(以下中毒症と略)が母児に重大なる影響を及ぼす事は今更述べる迄もないところであり,しかもその重症化あるいは後遺症の遺残などは本人および家族の自覚とともに担当者の中毒症治療への熱意にも左右されるところが大である。現在までの各方面の報告あるいは検討成績からもこれは明らかな事実であり,我々の教室でも中毒症に対しては特に深甚なる配慮を払つている。他病院と変つた特殊療法を実施している訳ではないが,簡単にその概要につき略述する。
 1)外来では母親教室などにより中毒症の重要性,意義などを妊娠早期より認識させ進んで定期診察を受診するようなムードを作るとともに,体重の変化,浮腫,頭重感,のぼせ感などの自覚症状に留意するよう反覆注意を行なつている。

開腹術患者の術後回復に蛋白同化ステロイド

著者: 佐々木寿男

ページ範囲:P.407 - P.407

 生体は外科的侵襲を受けると,蛋白代謝ことにその異化作用が著明に亢進し,一般に術後数日間の窒素の負平衡状態が不可避となる。臨床的には全身脱力感,食思不振,体重減少などの諸症状を示すが,適正な適応のもとに確実な手技により実施された開腹術患者においては,これらの病態は漸次回復過程へ入り,順調な経過を示すことが本来の姿であつて,これはわれわれが日常つねに経験しているところである。しかしこうした術後の数日間に,特に質の優れた蛋白同化ステロイドを投与すると,術後経過を更に改善促進することができるのである。

講座 手術と適応

4.卵管形成術

著者: 真田幸一

ページ範囲:P.408 - P.409

卵管形成術の適応・手術前の検査
 不妊症の手術的療法としては,筋腫核出術や子宮頚管形成術などが挙げられるが,ここで述べるのは,主として卵管疏通性障害の対策,すなわち卵管形成術の適応についてである。
 周知の如く,卵管形成術は卵管閉塞症に対する治療対策の,文字どおり最後の手段であつて,手術を行なうに先立って卵管以外の不妊因子,例えば無精子症,精子減少症などの男性不妊や排卵障害,子宮内膜の機能障害,あるいは頚管粘液の異常など,他の女性側不妊因子を,ことごとく除外できるのを確かめるのはもちろん,卵管閉塞症のみが唯一の不妊要因であることが確かめられた症例においても,手術に先立って一定期間の非観血的療法,例えば通気法や通水法などを根気よく繰返すことが必要である。

研究

妊娠貧血の研究(2)

著者: 本郷基弘 ,   西原照夫 ,   森山雍方 ,   森下家代子

ページ範囲:P.417 - P.422

 前号で妊娠貧血の性質や実態等について触れ,妊娠貧血は軽度の低色素性貧血であり,程度の差こそあれ本態性低色素性貧血と同じ範畴の,一種の鉄欠乏性貧血として取り扱うべきものであることを述べたが,今回は妊娠貧血の臨床的影響,治療および分娩,産褥期の血液値変動について述べることにする。

臨床 妊娠中毒・1

産婦人科領域におけるホモシステンの使用経験

著者: 奥山通雄 ,   沢山興 ,   内田千吉

ページ範囲:P.423 - P.426

緒言
 妊娠中にしばしば発生する妊娠中毒症については,その成因に定説がなく,従つてその治療法も多種多様であるが,いずれも対症療法の域を脱していない。本症は妊娠初期には妊娠悪阻として,晩期には妊娠腎,子癇などとして現われるが,これらはいずれも妊娠に基づく代謝異常あるいは中毒性物質によるものであるとの見解から代謝の中心である肝機能の改善さらには解毒作用に最も協力的な肝の庇護に従来より力が注がれていたのも当然である。
 一般に肝疾患あるいは肝障害の治療には,従来より,各種の糖質,ビタミン類および強肝剤などの使用に平行してアミノ酸の投与が行なわれている。特に含硫アミノ酸が不可欠とされ,一般にメチオニンが広く使用されている。

妊娠中毒・2

後期妊娠中毒症の治療劑として使用したSaltronの臨床成績

著者: 上野雅清 ,   磯晴男

ページ範囲:P.427 - P.432

緒言
 後期妊娠中毒症の治療薬剤として,今日ではAcetazolamideに変り,Benzothiadiazine系薬剤が広く使用されている。これはBenzothiadia—zine系薬剤がAcetazolamideと異なり,Aci—dosisを起すことがなく,且つ,Kの排泄もそれほど著明でないことなどによつている。
 Benzothiadiazine系薬剤は周知の如く,Chlo—rothiazideに端を発し,すでに数種のものが臨床上使用されている。この一連のもののほか,構造を異にするChlorthalidoneなども現われて,それぞれその長所を競つているが,今回は我々も,Benzothiadiazine系薬剤の基本骨格であるBe—nzenedisulfonamideの誘導体であるSaltron(第一製薬)を使用し,2・3の臨床治験を得たので報告する。

妊娠中毒・3

後期妊娠中毒症に対するBendroflumethiazide (Centyl)の使用経験

著者: 上野雅清

ページ範囲:P.433 - P.437

緒言
 Chlorothiazideが妊娠中毒症の治療に使用されるにおよび,降圧利尿剤としてBenzothiadia—zine系薬剤が数多く登場したが,Hydroflume—thiazideのC3位のH原子をBenzyl基で置き換えて,更に10分の1の量で同等の効果を有するBendroflumethiazide (Centyl)が,DenmarkのLeo社で発見された。
 本剤は現在かなり各方面で使用されていると思われるが,産科領域での臨床報告は1,2をみるのみであるので,ここに当教室の臨床成績を報告する。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

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69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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