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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科17巻5号

1963年05月発行

文献概要

臨床 妊娠中毒・3

後期妊娠中毒症に対するBendroflumethiazide (Centyl)の使用経験

著者: 上野雅清1

所属機関: 1順天堂大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.433 - P.437

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緒言
 Chlorothiazideが妊娠中毒症の治療に使用されるにおよび,降圧利尿剤としてBenzothiadia—zine系薬剤が数多く登場したが,Hydroflume—thiazideのC3位のH原子をBenzyl基で置き換えて,更に10分の1の量で同等の効果を有するBendroflumethiazide (Centyl)が,DenmarkのLeo社で発見された。
 本剤は現在かなり各方面で使用されていると思われるが,産科領域での臨床報告は1,2をみるのみであるので,ここに当教室の臨床成績を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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