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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科17巻6号

1963年06月発行

グラフ

Pelvic Arteriographyによつて診断し得た絨毛上皮腫像

著者: 相馬広明1 武市恂1

所属機関: 1東京医科大学産婦人科教室

ページ範囲:P.451 - P.452

文献概要

 絨毛上皮腫が血行性に富む腫瘍である点に着目しての特殊診断法として,私共は骨盤動脈血管撮影法(Pelvic Arterio—graphy)を行なつて来ている。この方法は腫瘍の局在的形態診断法ともいうべきであつて,その術式は非観血的に股動脈より挿入したカテーテルにより造影剤(76%Urografin)を注入し,と同時にロール・フイルムを用いて10秒間連続撮影をする。その結果腫瘍部に相当して撮し出されたhyper—vascularな像や,不規則な輪廓像などを診断の指標とする。そのうちの2例を秒を追つてお目にかける。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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