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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科17巻6号

1963年06月発行

研究 子宮頸癌・1

子宮頸癌々細胞の電子顕微鏡的観察—特に基底膜消失との関連について

著者: 姉歯皎1 大久保隆利1 東岩井久1

所属機関: 1東北大学医学部産婦人科教室

ページ範囲:P.467 - P.470

文献概要

いとぐち
 著者ら13),18)が子宮頚癌のC.P.L.1),12)分類と間質変化との関係を電子顕微鏡的に追究した結果,C.P.L.各型間に基底膜の変化およびコラーゲン形成にかなりの差があることを見出した。他方癌細胞についての電子顕微鏡的研究では癌細胞を決定づける質的変化は未だ見出されてはいないが,正常細胞とは異つた所見3),5),8),9),11),14),19)も多く報告されている。今回著者らは子宮頚癌癌細胞を基底膜消失との関連に注目して電子顕微鏡的に観察した成績をここに報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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